理学療法士・作業療法士の求人状況

理学療法士や作業療法士は少し前までは、完全な売り手市場でした。

 

各養成校には、20倍を超える求人票が毎年届いていて、就職率100%であり、どこにも就職できないなどということはありませんでした。

 

しかし、近年、理学療法士や作業療法士養成校の数が急増し、1つの養成校あたりの定員が以前よりも大幅に多くなってきたこともあり、就職状況は年々きびしくなりつつあります。

 

さすがにまったく就職できないということはまだないでしょうが、新卒に人気の高い「病院」から埋まり始めています。

 

「就職活動の実際」の項でも触れていますが、新卒の方が最初に就職するのは、比較的リハビリスタッフの多い(ベテランが多い方がいい)教育態勢の整っている「病院」が望ましいのですが、

 

徐々にそのようなところは就職できなくなってきており、新卒が最初に就職するところとしては望ましくない一人職場であったり、経験の浅いスタッフが少人数しかいない「施設」に最初から就職せざるを得ない状況も起こり始めています。

 

病院に勤務していると、時々、転職斡旋会社からのFAXが届き、そのFAXには求職者の年齢や経験年数などが記載されています。

 

以前はベテランの方の求職が多かったのですが、最近では、1年目(新卒)の記載も混ざっています。

 

通常、理学療法士や作業療法士の就職活動は最終学年の夏頃から開始し、卒業前にはすべて就職先が決まっていることが多かったのですが、

 

転職斡旋会社からのFAXに新卒が載るようになったということは、この業界でもだんだんと就職が厳しくなっていることの表れだと思います。