現在社会人でこれから理学療法士、作業療法士になろうとしている方へ

現在社会人の方で、これから理学療法士や作業療法士になろうと考えている方もいらっしゃると思います。

 

実際に、私が学生だった頃も大学を卒業して社会人を経験した後に入学してきた方もいました。
他の学校では、学生の半分が社会人経験者というところもあったそうです。

 

また、現在PTやOTとして活躍し全国的に有名な方の中にも、社会人経験者はいます。

 

 

従って、この業界ではそれほど珍しいことではありませんので、希望されることは悪くはないと思います。

 

社会人から理学療法士や作業療法士になる方法は、特別なものはなく、基本的には新卒者と同じ流れになります。
ただし、学校によっては、入学試験に、社会人枠を設定している学校もあるので、そこが新卒者との違いになります。

 

以下に社会人経験者がPT、OTになるにあたってのメリット・デメリットについて挙げてみます。

 

もちろん個人によって性格・能力など異なるため、すべての人にあてはまるわけではなく、あくまで一般論です。

 

 

メリット

・人生経験や社会人経験が長いために、精神的な強さがあったり、社会人としてのマナーを身につけていたり、コミュニケーション能力に長けていることがある。

 

そのため、学生生活や実際の病院における臨床実習においての人間関係(対職員、対患者・家族)がスムーズにいくことがある。

 

・まだ目標の定まらない中で進路を決定した高校卒と比べて、よく考えて進路を決定した人もおり、より目的意識が強い人が多い。

 

また、さすがに2回目の大学生活になるため親からの仕送りに頼るわけにもいかず学費や生活費を自分で賄っている人も多く、さらに目的意識が高まりやすい。

 

そのため、勉強などを一生懸命行う人が多い。

 

 

デメリット

・その時の学生の構成により、クラスメートに同年代がいない場合、クラスの中で存在が浮いてしまうことがあり、深刻な場合には、それが退学の原因となることもある。

 

・年齢が高い場合、様々な場面で、自分より年下の指導を仰がなくてはならない。
最近では、学校の教員も低年齢化しており、自分より年齢の低い先生の指導を受けなければならない。学校の中では先輩がみな年下の場合もある。
病院での臨床実習時の実習指導者も年下、就職してからの先輩・同僚・上司・指導者がみな年下、などということもありうる。それらの、対する人によっては屈辱に耐える必要がある。

 

・人生経験が長い分、知識として知っていることも多く、人によってはフットワークが悪かったり、何にでも挑戦していく意気込みが低い人もいる。よって、変にすれた印象を持たれたり、意欲が低くみられたりする人もいる。

 

・年齢が高いと、学校を卒業して就職する際に、特に公務員などでは、年齢制限があることがあり、希望する職場に入れないことがある。

 

・年齢が高くても、初任給は1年目として決められることが多く、年齢の割に低い給与となってしまうことがある。