理学療法士・作業療法士国家試験対策

理学療法士・作業療法士国家試験対策のコツ

 

私の経験から、国家試験対策のコツをいくつか紹介します。

 

たくさん勉強する

とても当たり前のことなのですが、たくさん勉強することが必要です。

 

これはわかっているようで、実際にできていない人も多いため、あえて挙げてみました。

 

私は、誇張抜きで、食事・睡眠・トイレ・入浴以外の時間はずっと勉強してました。

 

おそらく人生の中で一番勉強した時期だと思います。

 

勉強はつまらないし、嫌なことなので、どうしても逃げたくなってしまうものなので、

 

机に向かっていても他のことをしていたり、何か理由をつけては先延ばしにしてしまいがちです。

 

PT・OTの免許は一生使えます。
ですので、国家試験勉強は、人生で一度きりです。
高校・大学受験のように何回もあるものではありません。

 

一度だけ頑張れば、一生困らないわけですから、強い気持ちで頑張りましょう。

 

 

グループで勉強する機会を作る

このグループで勉強するというのが、最も大事なことかもしれません。

 

上でも書いたように、勉強は辛く逃げたくなるもの。

 

一人でやっていると自由に逃げることができますが、グループでやれば、他の人がいる手前、半ば強制的に参加することになります。

 

これが、辛くて長丁場の国家試験勉強時期には有効なのです。

 

養成校によっては、長年の国家試験対策のノウハウがあり、グループ学習を養成校主体で進めているところも多くあります。

 

それは、一人一人でやるよりもグループ学習が効果的だということがわかっているからです。

 

ただし、注意点があって、すべての勉強をグループで行うのではなく、個人で行う時間と、グループで行う時間の両方を取り入れて行うようにした方がいいと思います。

 

具体的な方法は、下の勉強方法のところで紹介します。

 

 

いつやるの?今でしょ!

コツではありませんが、

 

上にも書いたように、国家試験勉強の時期は、勉強に集中してください。

 

理学療法免許は生涯免許で更新の必要はありません。

 

免許取得だけに限っていえば、人生で一時期だけ勉強すればいいのです。

 

2月末の受験日までに勉強しなければ意味がありません。3月に勉強しても仕方ないのです。

 

4月からの就職が決まっているのに、国家試験に落ちてしまえば、就職が取り消される可能性が高くなります。

 

他の友人は就職してPT・OTとして歩み始めているのに、自分だけ家でブラブラしているのは、本当に屈辱的なものです。

 

「何であのときもっと勉強しなかったんだろう」
「何であのとき遊んでしまったんだろう」

 

と、必ず後悔します。

 

仮に就職できたとしても、PT・OTとしてではなく、助手のような形での就職になるため、給料は低いですし、他のPTやOTと同じ仕事はさせてもらえません。これまた地獄です。

 

しかも、一度でよかったはずの勉強をもう一年行わなければならない。

 

そして、国家試験に落ちても、来年、さらには再来年に受験できる、と思いがちですが、上で挙げた、同級生とのグループ学習ができるのは、在学中だけです。

 

翌年からは孤独な自宅学習になります。

 

国家試験に落ちた人は、翌年も再来年も落ちてしまう人がたくさんいますが、私は、この孤独な自宅学習にその原因があると思っています。

 

国家試験は、在学中に、みんなと同じ気持ちで、同じ環境で、一種独特の雰囲気の中で行うから頑張れるのです。

 

ですので、後がある、と思わずに、一度きりのチャンスだと思って頑張ってください。

 

国家試験勉強法

私が実際に行って効果があった勉強法を紹介します。

 

徹底的に過去問題を解く

ごくごく当たり前で、どの養成校においても行っている方法だと思いますが、やはり、国家試験対策は、過去問を行うことが効果的です。

 

では、過去問を使って、実際にどのように勉強していくのか紹介します。

 

1.まず、過去の問題集(解答・解説付き)を、なるべく過去に遡って手に入れます。

 

これは、多ければ多いほどいいです(例えば、過去10年分など)。

 

2.その過去10年分の問題集をすべてコピーします。

 

3.コピーした問題集を、各問題(と解答・解説)ごとに切り抜きます (買ってきた問題集をそのまま切り抜いてしまうと、裏面があるために都合が悪いです)。

 

4.切り抜いた膨大な、ひとつひとつの問題を、分類し、分類ごとにファイルに貼り付けていきます。

 

  分類していく作業の中で、どの分野に、どのような問題があるのかが把握できます。

 

  過去10年分を分類していくと、どの分野が毎年出題されているのか、過去に多かったのか、最近多いのか、毎年似たような形で少しだけ変わって出題されている、というようなことがわかってきます。

 

  この自作の分類ノートができあがれば、ゴールは見えたも同然です。

 

5.分野ごとに分類された、過去10年分の問題(解答・解説)をじっくり眺めていくと、暗記しなければならないことがわかってきますので、別ノートに、暗記しなければならない公式や事柄、図、表などをまとめていきます。

 

6.(上の5.と似ていますが、)
  分類ノートには、各問題ごとに、問題と解説がセットになっていると思います。
  この解説というのは、問題集の出版社がつけた解説で、紙面の関係もあり、不十分な解説です。

 

  そこで、問題集に書かれている解説ではなくて、各問題に対して、自分で解説を詳しく付けていきます。

 

  この6.の部分をグループ学習で行っていきます。

 

 

グループ学習の行い方

 

1.上で作成した自作の分類ノートをグループ全員分コピーして渡します。

 

2.コピーした分類ノートを見て、各人の担当問題を毎回決めます。

 

  担当する量の決め方ですが、その日から国家試験まで何日残っていて、国家試験までに何回グループで集まることができて、グループの人数が何人なのか、を考えて、1回あたりの、各人の担当問題数を決めます。

 

3.グループの構成員は、自分の担当問題について、上記の6.で示したように、詳しい解説を作っていきます(それを全員分コピーして毎回配布します)。

 

  一人で全ての問題の詳しい解説を作るのは至難の業ですが、グループで分担すれば、一人あたりの作業量を減らすことができます。

 

4.実際のグループ学習の場では、各人が作成してきた詳しい解答を、それぞれが発表していきます。

 

  自分で詳しい解答を作成するために勉強することや、みんなに対して発表できるためには詳しくならなければならないこと、他の人の発表をきいてみんなで議論すること、これらがグループ学習が効果的な理由です。